カメラレンタルはメリットが多いサービスですが、残念ながらデメリットもあります。
カメラレンタルの良い部分だけを見て、何も考えずに利用してしまうと、逆に損をしてしまうこともあります。
デメリットもよく知った上で、どのように利用すればデメリットを回避するかを考えておくと、より快適にカメラレンタルの利用ができるはずです。
ここで、カメラレンタルのデメリットを3つご紹介します。
カメラをレンタルするデメリット3つ
1、長期間のレンタルは購入するよりも高くなる
購入よりも安そうに思えるカメラレンタルですが、レンタル期間が長くなるほど、レンタル料金が加算されていくので、購入額を上回ります。
一般的には、7泊8日までのレンタルが多いですが、7泊8日以上のレンタルになってくると、もともとのカメラの価格が安い場合、購入した方がお得になるケースもあります。
例えば、手軽なミラーレスカメラなら新品でも20,000円程度で購入できます。
20,000円程度のミラーレスカメラのレンタル料金の相場は、3泊4日で5,000円程度です。
そこから1日延長するごとに400円程度の延長料金が発生します。
つまり、1週間レンタルするとなると、3泊4日の5,000円に400円× 4日で1600円が追加され、合計は6,600円になります。
この調子で1ヵ月間レンタルしてしまうと、合計が15,000円程度になるので、新品と5,000円しか差がない状態になるのですね。
カメラレンタル業者によっては、月額5,000円程度で利用できるサービスもあるので、月額利用なら大丈夫です。ただ全ての機種に対応しているわけではないので、利用制限があります。
3泊4日のレンタル料金だけを見て、安いと思い込んで長期間レンタルしてしまうと、かえって損をするので要注意です。
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2、故障すると損害金を支払うこともあり
レンタルしたカメラを慎重に扱っていても、不注意で落としてしまったりなどで故障するケースがありますよね。
また、普通に使っていただけなのに、なぜか故障してしまうこともあるかもしれません。
そんな時に、カメラレンタル業者が用意している補償サービスが適用されると、損害金の請求の心配はありませんが、補償サービスがない場合は、請求されてしまいます。
請求額は、意外に高価です。
レンタルしたカメラの販売価格が高いほどに、損害金が高くなるのが特徴です。
カメラレンタル業者によって様々ですが、商品の販売価格を請求される恐れもあり、10万円以上の一眼レフをレンタルした場合は、レンタル料金に加えて、10万円以上の販売価格を支払わなければいけないかもしれません。
しかし、ほとんどのカメラレンタル業者では、補償サービスを用意しています。
話題のカメラレンタル業者のRentioなら、わざと故障させたわけでなければ、損害金は一切発生しません。
仮に、過失によって破損した場合でも2,000円以上の損害金の請求はありません。
損害金の発生で苦しめられないようにするためには、カメラレンタルをする際の業者選びが重要です。
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3、送料は必ずしも無料ではない
カメラに限らず、宅配レンタルは送料無料だと思いがちですが、カメラレンタルの場合、すべての業者が送料無料でカメラレンタルをしているわけではありません。
送料についても、しっかりチェックをした上で業者選びをしなければ、送料が加算されることで、かえって損をするケースもあります。
レンタル料金の価格も業者によって少し差があるので、レンタル料金+送料で合計を出して、なるべく安くレンタルできるカメラレンタル業者を選ぶべきでしょう。
まとめ
カメラレンタルのデメリットを知った上で利用方法を工夫すれば、デメリットなく利用できるはずです。
特に利用期間の長さについては、レンタル料金が嵩まないように注意する必要があります。
また、故障に備えて補償内容についても、しっかり確認しておきましょう。