毎年、各カメラメーカーから新製品が続々と発売され、物欲を刺激される方も多いでしょう。しかし、気軽にカメラを買い替えることができないというお悩みはありませんか？
また、旅行やイベントなどで急にカメラが必要になったけれど、わざわざ買うほどではないという時、あなたはどうしますか？
そんなときに頼りになるのが「カメラレンタル」というサービスです。
ここでは、カメラレンタルサービスのメリットやデメリット、利用する際の注意点などについて説明していきます。
カメラレンタルとは？
最近のデジタル一眼レフは年々スペックが向上しており、新製品が発売されるたびに価格も上昇しています。特に、撮像センサーがフルサイズ化する流れがあり、デジタル一眼レフだけでなく、ミラーレスカメラも高価格化が進んでいます。
そのため、デジタル一眼レフやミラーレスカメラの新製品を貸し出してくれる「カメラレンタル」サービスの業者が増えてきています。これは、自動車を購入せずにレンタカーを利用するのと同じように、必要に応じてカメラを借りて使うことができるサービスです。
レンタル vs 購入：どっちがおトク？
具体例として、キヤノンの新型フルサイズ・デジタル一眼レフEOS 6D Mark IIをレンタルした場合と新品を購入した場合の価格をご紹介します。
| 新品価格 | レンタル価格 |
|---|---|
| 150,000円 | 5,000円/日 25,000円/週 |
単純比較ですが、6週間レンタルすれば新品が購入できるという計算になります。
これはレンタルサービスに共通する話ですが、使う頻度が高ければ高いほど、購入したほうがおトクになります。
ただし、年間で累計6週間もカメラを使わないという方にとっては、カメラレンタルサービスを利用したほうがおトクでしょう。
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カメラをレンタルするメリットは？
言うまでもなく、カメラは高級品であり、初期投資が必要です。しかし、カメラレンタルサービスを利用すれば、この初期投資は不要です。資金が足りないけれど旅行などでカメラが必要な方にとっては、大きなメリットとなります。
また、新製品のカメラを購入する予定があり、実際に使ってみてから決めたい方には、カメラレンタルサービスを利用して狙っているカメラを試すことができます。量販店の店頭で触っただけでは実際の使用感はわからないため、実機を使えるメリットは非常に大きいでしょう。
さらに、特にデジタル一眼レフは購入後に保管場所が必要になります。高温多湿の日本では、レンズや撮像センサーが湿気でカビてしまう危険があります。これを防ぐためには、防湿庫などを別途購入する必要があり、場所を取ることも問題です。
レンタルカメラを利用すれば、自宅にカメラを保管するスペースが不要になり、メンテナンスも不要です。これもまた、大きなメリットです。
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カメラレンタルを利用する際の注意点は？
カメラレンタルは便利なサービスですが、まだ参入している業者が少ないため、レンタル料金の設定がまちまちです。また、最新機種を用意していない業者もあるため、新製品を試してみたい方は注意が必要です。そこで、カメラレンタルを利用する際に注意すべきポイントをご紹介します。
最新機種が揃っているか
カメラの最新機種を実際に使ってみたい場合、目的のカメラが用意されていない業者では意味がありません。また、カメラの知識があまりない方にとっては、型番だけでは新製品かどうか判断しにくいこともあります。デジタルカメラは新しいほど機能や性能が充実しているため、レンタルできるカメラのラインナップをしっかりチェックし、それがいつ発売された機種かを調べておくことが重要です。
レンタル料金を比較する
カメラのレンタル料金を1日あたりいくらか、複数の業者で比較しましょう。そして、新品の販売価格も必ずチェックしてください。どのくらいの期間レンタルすると購入額を上回るかを把握しておくと、より賢くレンタルを利用できるでしょう。
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まとめ：カメラレンタルはこれから人気のでる
従来、カメラレンタルサービスはプロカメラマン向けに提供されていましたが、一般向けのサービスも徐々に増えつつあります。デジタル一眼レフは購入するのに抵抗を感じる金額になることが多いですが、カメラレンタルサービスを利用すれば、高性能なカメラを気軽に安く使うことができます。ぜひ、一度利用してみてはいかがでしょうか。
